継続割引がある安い自動車保険8選!継続と乗り換えはどちらがお得?

✔ 自動車保険を継続契約すると、保険料は安くなるの?
✔ 自動車保険を継続契約するのと他社へ乗り換えるのとでは、どちらの方がメリットがあるの?

・・・などなど、あなたは今、自動車保険の継続契約した場合は保険料は安くなるのか、継続と乗り換えはどちらがおトクなのか、といったことについて疑問をお持ちでしょうか?

マサキマサキ

自動車保険は継続契約することで保険料が割引になる場合があるみたいだね。 でも、他社へ乗り換えることで保険料が安くなる可能性もあるよね。継続契約するのと乗り換えるのとでは、どちらの方がおトクなのかな?

カンナカンナ

いくつかのダイレクト型の自動車保険では、継続契約することよって適用になる「継続割引」の制度が導入されています。そして、継続割引の制度にはいくつかの種類があります。ただし、継続契約するよりも他社へ乗り換えた方がおトクな場合もあります。

そこで今回の記事では、自動車保険の継続割引の種類や仕組み、継続割引の制度がある自動車保険8選、継続契約と他社への乗り換えとではどちらの方がメリットがあるのかといったことについて話していきます。

あなたも、自動車保険の継続割引の制度や、継続と乗り換えはどちらがおトクなのか、といったことについて疑問をお持ちなのであれば、ぜひ今回の記事をご参考ください。

自動車保険の継続割引の種類や仕組み

自動車保険の継続割引の制度は、同じ保険会社の自動車保険を2年目以降も継続契約した場合に、保険料が割引になる制度です。

自動車保険(任意保険)の契約期間は基本的には1年間となっていますが、契約更新時に他社へ乗り換えずに2年目以降も同じ会社で継続契約することによって、この割引制度が適用になるというわけですね。

継続割引の制度にはいくつかの種類があり、保険会社によって採用されている制度が異なります。

では、どのような継続割引の制度の種類があるのか、見てみましょう。

インターネット割引

インターネット割引は、インターネット上で申込み手続きを行った場合に保険料が割引になる制度で、多くのダイレクト型(ネット通販型)の自動車保険で採用されています。

新規契約の際にもインターネット割引が適用されますが、同じ保険会社で継続契約する場合でも適用になります。

ただし、保険会社によっては、新規契約時に比べると継続契約時のインターネット割引の額が小さくなる場合がありますので注意が必要です。

継続割引

継続割引は、同じ保険会社の自動車保険を2年目以降も継続契約した場合に保険料が割引になる制度で、継続回数に応じて割引率が変化します。

例えば、1回目の継続割引は1.0%、2回目の継続割引は1.5%、3回目以降の継続割引は2.0%、といったように継続回数を重ねていくことによって、より割引率が高くなっていきます。

ただし、永続的に割引率が高くなるわけではなく、ある一定の回数以降は割引率が固定されます。

この継続割引は、ソニー損保、三井ダイレクト損保、イーデザイン損保など、一部のダイレクト型の自動車保険で採用されています。

無事故割引

無事故割引は、前契約の保険期間中に無事故であった場合に保険料が割引になる制度です。

前契約の保険期間中に無事故の場合には、ノンフリート等級が上がることによっても保険料が安くなりますが、無事故割引は等級制度とは別に割引が適用になる制度です。

この無事故割引は、ソニー損保やイーデザイン損保など、一部のダイレクト型の自動車保険で採用されています。

くりこし割引

くりこし割引は、同じ会社で継続契約する場合に、前契約の保険期間中に実際の走行距離が、契約時に申告した走行距離区分を下回った場合に、差額保険料を翌年の契約の保険料から割引する制度です。

例えば、契約時に年間の走行距離区分を「7000km以下」で申告したのに対して、実際の走行距離が「5000km」であった場合に、差額である2000km分の保険料が翌年の契約で割引になるわけです。

このくりこし割引は、ソニー損保で採用されている割引制度です。

このように、継続割引の制度にはいくつかの種類があり、保険会社によって採用されている制度が異なってくるわけなんですね。

では次に、継続割引の制度が採用されている保険会社について、各社でどのような制度が採用されていて、どれぐらいの割引がされるのかについて、詳しくお話していきましょう。

継続割引の制度がある自動車保険8選

自動車保険の継続割引の制度は、以下のダイレクト型(ネット通販型)の保険会社8社で採用されています。

  • ソニー損保
  • イーデザイン損保
  • セゾン自動車火災保険
  • SBI損保
  • 三井ダイレクト損保
  • チューリッヒ
  • アクサダイレクト
  • セコム損保

では、各社でどのような継続割引の制度が採用されていて、どれぐらいの割引がされているのか、見てみましょう。

ソニー損保

ソニー損保では、継続割引の制度として、以下を利用することができます。

継続割引の制度割引の内容
インターネット割引インターネットから申し込んだ場合に、新規契約は10,000円割引、継続契約は5,000円割引(新規契約も継続契約もインターネットから申し込んだ場合)または2,000円割引。
継続割引同社で継続契約をした場合に、1回目は1.0%、2回目は1.5%、3回目以降は2.0%、保険料を割引。
無事故割引前契約の保険期間が1年以上あり、保険期間中に3等級ダウン事故・1等級ダウン事故・等級すえおき事故がない場合に翌年の保険料を2,000円割引。事故有係数適用期間がある契約でも割引を適用。
くりこし割引同社で継続契約する場合に、前契約の保険期間中「走った距離」が契約距離区分の上限キロ数を「1,000km以上」下回る場合は、その差額保険料に相当する額を、翌年の契約の保険料から割引。

ご覧の通り、ソニー損保では継続割引の制度が豊富に用意されており、「くりこし割引」のような他社には無い独自の割引制度もあります。

ただし、ソニー損保のインターネット割引については、新規契約時は10,000円引きであるのに対して、継続契約時は5,000円または2,000円となっており、割引額が小さくなっているので注意が必要です。

イーデザイン損保

イーデザイン損保では、継続割引の制度としては以下を利用することができます。

継続割引の制度割引の内容
インターネット割引インターネットから申し込んだ場合に、新規契約でも継続契約でも10,000円割引。
継続割引同社で継続契約をした場合に、1回目は0.5%、2回目は1.0%、3回目は1.5%、4回目は2.0%、5回目は2.5%、6回目以降は3.0%、保険料を割引。
無事故割引前契約の保険期間中に無事故なら次年度の保険料を2%割引。

イーデザイン損保では、インターネット割引、継続割引、無事故割引と、3つの継続割引の制度が用意されています。

インターネット割引については、他社では継続契約の割引額が下がるところもありますが、イーデザイン損保は新規契約でも継続契約でも10,000円割引となっています。

継続割引については、他社では3回目以降は割引率が固定になりますが、イーデザイン損保では6回目まで割引率上がる仕組みになっています。

無事故割引については、毎年無事故であれば毎年2%ずつ割引されていきます。

セゾン自動車火災保険

セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)では、継続割引の制度としては以下を利用することができます。

継続割引の制度割引の内容
インターネット割引インターネットから申し込んだ場合に、新規契約でも継続契約でも10,000円割引。

セゾン自動車火災保険の継続割引の制度としてはインターネット割引のみですが、新規契約・継続契約どちらでも毎回10,000円割引になるのは大きいと言えるでしょう。

SBI損保

SBI損保では、継続割引の制度としては以下を利用することができます。

継続割引の制度割引の内容
インターネット割引インターネットから申し込んだ場合に、新規契約でも継続契約でも10,000円割引。

先ほどのセゾン自動車火災保険と同じく、SBI損保も継続割引の制度としてはインターネット割引のみになりますが、新規契約でも継続契約でも毎回10,000円割引になります。

SBI損保は、保険料が安いダイレクト型の自動車保険の中でも、特に保険料が安いのが特徴です。

三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保では、継続割引の制度としては以下を利用することができます。

継続割引の制度割引の内容
インターネット割引インターネットから申し込んだ場合に、新規契約は4,000~10,000円割引、継続契約は3,000円割引。
継続割引同社で継続契約をした場合に、1回目は1.0%、2回目は1.5%、3回目以降は2.0%、保険料を割引。
長期無事故割引過去1年以上20等級が適用されており、過去1年以上事故有係数適用期間が0年で、過去1年間に3等級ダウン事故または1等級ダウン事故が発生していない場合に次年度の保険料を2.0%割引。
長期無事故割引プラス同社で継続契約する場合で、長期無事故割引が適用される契約である場合に、1回目は1.0%、2回目は1.5%、3回目以降は2.0%、保険料を割引。

三井ダイレクト損保では、インターネット割引、継続割引、長期無事故割引、長期無事故割引プラスと、4つの継続割引の制度が用意されています。

インターネット割引については、新規契約の場合は保険料に応じて4,000円~10,000円割引で、継続契約の場合は一律3,000円割引となり割引額が小さくなります。

無事故割引については、適用条件の1つとして過去1年以上20等級である必要があるため、ややハードルが高いと言えるかもしれませんが、「長期無事故割引」と「長期無事故割引プラス」の2種類が用意されており、「継続割引」も合わせれば毎年6%も割引になります。

三井ダイレクト損保の「長期無事故割引」や「長期無事故割引プラス」は、安全運転を続けている優良ドライバーの方にとっては、合理的な割引システムと言えるでしょう。

チューリッヒ

チューリッヒでは、継続割引の制度としては以下を利用することができます。

継続割引の制度割引の内容
インターネット割引インターネットから申し込んだ場合に、新規契約は3,000~20,000円割引、継続契約は1回目は2,000~5,000円割引、2回目以降は一律1,500円割引。

チューリッヒの継続割引の制度としては、インターネット割引のみになります。

チューリッヒのインターネット割引は、新規契約の場合は保険料に応じて3,000円~20,000円割引で、継続契約の場合は1回目は保険料に応じて2,000~5,000円割引、2回目以降は一律1,500円割引となり割引額が小さくなります。

他社と比べると継続契約するメリットがやや弱いと言えます。

アクサダイレクト

アクサダイレクトでは、継続割引の制度としては以下を利用することができます。

継続割引の制度割引の内容
インターネット割引インターネットから申し込んだ場合に、新規契約は2,000~20,000円割引、継続契約は1回目は1,000~5,000円割引、2回目以降は一律1,000円割引。

先ほどのチューリッヒと同様に、アクサダイレクトの継続割引の制度としては、インターネット割引のみになります。

アクサダイレクトのインターネット割引は、新規契約の場合は保険料に応じて2,000円~20,000円割引で、継続契約の場合は1回目は保険料に応じて1,000~5,000円割引、2回目以降は一律1,000円割引となり割引額が小さくなります。

同社の広告では「インターネット割引最大20,000円」と打ち出しておりインパクトがありますが、保険料に応じて割引額が変化し、なおかつ継続契約の場合は割引額が小さくなるので注意が必要です。

セコム損保

セコム損保では、継続割引の制度としては以下を利用することができます。

継続割引の制度割引の内容
インターネット割引インターネットから申し込んだ場合に、新規契約は3,500円割引、継続契約は3,000円割引。

チューリッヒの継続割引の制度としては、インターネット割引のみとなっており、新規契約は3,500円割引、継続契約は3,000円割引となります。

セコム損保も他社と比べると継続契約するメリットがやや弱いと言えます。

ということで以上、継続割引の制度が採用されている保険会社8社について、各社で採用されている制度や割引の仕組みについてお話しました。

では次に、継続契約する場合と他社に乗り換える場合とで、どちらの方がメリットがあるのかについてお話していきましょう。

自動車保険は継続契約と乗り換え、どちらの方がメリットがある?

継続契約する場合と他社へ乗り換える場合とで、どちらの方がメリットがあるのかについては、ケーバイケースであると言えます。

これまでお話してきましたように、多くのダイレクト型(ネット通販型)の保険会社では、継続割引の制度が用意されていますので、無事故割引などによって継続する度に保険料が安くなっていくケースもあります。

ですが、インターネット割引については、保新規契約時に比べて継続契約時の割引額が小さくなってしまう保険会社もあります。

先ほどの保険会社8社の、インターネット割引の新規契約時と継続契約時の割引額を比較すると、以下の通りです。

保険会社新規契約時の割引額継続契約時の割引額
ソニー損保10,000円2,000円
イーデザイン損保10,000円10,000円
セゾン自動車火災保険10,000円10,000円
SBI損保10,000円10,000円
三井ダイレクト損保4,000円~10,000円3,000円
チューリッヒ3,000円~20,000円1回目:2,000円~5,000円、2回目以降:1500円
アクサダイレクト2,000~20,000円1回目:1,000円~5,000円、2回目以降:1000円
セコム損保3,500円3,000円

ご覧の通り、新規契約でも継続契約でも割引額が変わらない保険会社もあれば、新規契約に比べて継続契約の場合は割引額が小さくなってしまう保険会社もあります。

インターネット割引については、他社からの乗り換えによる新規顧客獲得のための割引制度としての意味合いもあるため、新規契約時の割引額を大きくしている保険会社もあるわけです。

なので、インターネット割引の割引額が影響して、新規契約時に比べて継続契約時の方が保険料が高くなってしまうケースもあるわけなんですね。

また、継続割引の制度などで次年度の保険料が安くなるとしても、もともとの保険料が高ければ、他社へ乗り換えた方が安くなるケースもあります。

例えば、イーデザイン損保は新規契約でも継続契約でもインターネット割引が10,000円で、なおかつ継続割引や無事故割引なども用意されていますが、ダイレクト型の保険会社の中では保険料がやや高くなるケースが多いです。

その場合は、イーデザイン損保で継続契約するよりも、SBI損保のようなもともとの保険料が安い保険会社へ乗り換えた方が、保険料が安くなるケースもあるわけです。

ですから、継続契約と乗り換え、どちらの方がメリットがあるのかについては、現在契約している自動車保険の次年度の保険料と、他社へ乗り換えた場合の保険料とを、比較検討することをおすすめします。

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継続割引だけにこだわらずに比較検討して最適な自動車保険を選ぼう!

今回は自動車保険の継続割引の制度についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?

おさらいしますと、自動車保険の継続割引の制度は、同じ保険会社で2年目以降も継続契約した場合に割引になる制度で、インターネット割引、継続割引、無事故割引、くりこし割引、などがあります。

ただし、これらの割引制度と利用して継続契約する場合と、他社へ乗り換える場合とで、どちらの方がメリットがあるのかについては、ケーバイケースであると言えます。

なので、あなたにとって安くて最適な自動車保険を選ぶにあたっては、継続割引を利用することだけにこだわらずに、他社への乗り換えも含めて、なるべく多くの保険会社から見積りをとって比較検討することをおすすめします。

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