✔ 自動車保険のドライブレコーダー特約って、どんな特約なの?
✔ ドライブレコーダー特約を付ければ、ドラレコを無料でレンタルできるの?
・・・などなど、あなたは今、自動車保険の「ドライブレコーダー特約」について、ご興味をお持ちでしょうか?
ドライブレコーダーは、運転中の映像・音声を常時自動で記録する車載装置です。(「ドラレコ」と呼ばれることもあります。)
ドライブレコーダーを設置するメリットとしては、録画した記録映像を活用して、自分の運転の悪い部分を改善することができたり、安全運転意識を向上させることができたり、事故が起きた際の示談交渉の材料にすることができる、などといったことが挙げられます。
近年では、テレビのニュースなどで、危険な「あおり運転」などのドライブレコーダーの記録映像が、たびたび取り上げられていることもあり、非常に注目を集めているアイテムと言えます。
そして、一部の保険会社においては、ドライブレコーダーを契約者に貸与して、録画映像を事故解決などに有効活用する「ドライブレコーダー特約」という特約をを付けることができる自動車保険もあります。
ドライブレコーダーは付けた方がいいなって思っているけど、自動車保険のドライブレコーダー特約で無料レンタルできたら便利だよね。特約を付けるのとドラレコ単体で購入するのは、どっちがおトクなんだろうか?
自動車保険のドライブレコーダー特約では、ドライブレコーダーは有償レンタルという形になります。最近では価格の安いドライブレコーダーもありますので、ドラレコ単体で購入した方が出費をおさえることができる場合もあります。
そこで今回の記事では、自動車保険のドライブレコーダー特約の特徴や保険料、ドライブレコーダー特約を利用する際の注意点、ドラレコ特約の場合とドラレコ単体購入する場合の違い、さらには格安で購入できるおすすめの高画質ドライブレコーダー、といったことについてお話していきます。
あなたも自動車保険のドライブレコーダー特約に興味をお持ちであったり、ドライブレコーダーのご購入を検討しているのであれば、ぜひ今回の記事をご参考ください。
自動車保険のドライブレコーダー特約の特徴
各保険会社によって若干の違いはありますが、ドライブレコーダー特約の特徴としては、主に以下の3点が挙げられます。
- 事故時に自動で事故連絡と記録の送信ができる
- 事故防止支援サービス
- 安全運転診断サービス
ドライブレコーダー特約は、貸与されたドラレコによって、運転者と保険会社との間での双方向通信ができたり、運転者の運転動向データなどを得ることができるため、これらの対応やサービスが可能になるわけです。
では、それぞれの点について解説していきましょう。
事故時に自動で事故連絡と記録の送信ができる
通常、事故があった場合は運転者が自ら保険会社に連絡する必要があります。また、ドライブレコーダーの映像や音声を保険会社に送る場合は、SDカードやUSBメモリなどの記録媒体を郵送するか、動画ファイルをGoogleDriveやDropboxなどのストレージにアップロードする必要があります。
ですが、ドライブレコーダー特約を付けている場合は、ドラレコが強い衝撃を検知すると、自動的にセンターに事故連絡をして、なおかつ記録した映像・音声・位置情報なども自動送信されます。また、ドライブレコーダーを通じて事故受付センターとすぐに通話することができます。
ですから、ドライブレコーダー特約を付けておけば、事故時で運転者が混乱している状況であっても、スムーズに事故連絡や記録の送信をすることができ、より迅速な事故対応が可能になるわけです。
事故防止支援サービス
事故防止支援サービスとは、天候・時間帯・運転者の過去の運転傾向データ、などといった情報をもとに危険地点を予測して、ドラレコの音声メッセージでリアルタイムで運転者に注意喚起するサービスです。
また、片寄り走行、急ブレーキ、などといった危険挙動をした場合も、音声メッセージや警告音で注意喚起します。これにより、居眠り運転や脇見運転などによる事故も未然に防ぐことができるわけです。
安全運転診断サービス
安全運転診断サービスとは、保険契約の更新時に、運転者の運転特性データをもとに作成した「安全運転診断レポート」を受け取ることができるサービスです。
この安全運転診断レポートを読むことにより、各運転者に合わせた安全運転のためのきめ細かいアドバイスを受けることができるわけです。
この様に、自動車保険のドライブレコーダー特約を付けることによって、事故時によりスムーズで手厚い事故対応サービスを受けることができたり、事故防止や安全運転につながるサービスを受けることができるというわけです。
自動車保険のドライブレコーダー特約の保険料はどれぐらい?
冒頭でお話しましたように、自動車保険のドライブレコーダー特約は有償サービスになりますので、特約を付ける場合は別途保険料が必要になります。
現状、ドライブレコーダー特約が用意されている保険会社は、東京海上日動火災保険、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損保、の4社のみとなっていますが、各社の特約の保険料は以下の通りです。
保険会社 | 特約の名称 | 保険料(月額) |
---|---|---|
東京海上日動火災保険 | ドライブエージェントパーソナル | 650円 |
損保ジャパン日本興亜 | DRIVING! | 850円 |
三井住友海上火災保険 | GK見守るクルマの保険 | 850円 |
あいおいニッセイ同和損保 | タフ・見守る車の保険 | 850円 |
ご覧の通り、ドライブレコーダー特約の保険料は、月額650~850円となっており、年間保険料にすると、7,800~10,200円になります。
自動車保険のドライブレコーダー特約を利用する際の注意点
自動車保険のドライブレコーダー特約を利用するにあたっては、注意点もあります。
以下の注意点も考慮した上で、ドライブレコーダーを付けるかどうか検討しましょう。
ドライブレコーダーの取付は自分自身で行うか業者に頼む必要がある
ドライブレコーダー特約を付けた場合は、保険会社からドライブレコーダーが貸し出されることになりますが、車への取付けは、自分自身で行うか、カーショップなどの専門業者に依頼して取りけてもらう必要があります。
これはドライブレコーダー特約の場合に限らず、ドライブレコーダーのみを単体で購入した場合にも同じことが言えますね。
とはいえ、それほど難しい作業では無いので、ドラレコに同梱されている取扱説明書のとおりに作業をすすめれば、はじめての方であっても、40~50分もあれば取付け作業は完了します。
ただし、ピラー(窓柱)にエアバッグが装備されている車の場合は作業が難しくなるので、カーショップや自動車整備工場などの専門業者に取付け作業を依頼した方が良いでしょう。その場合の作業工賃としては、だいたい5,000~10,000円程度になります。
尚、ご近所でドライブレコーダーの取付け作業ができるカーショップや自動車整備工場を探す場合は、以下の「グーピット」というサイトを利用すると便利です。
このグーピットというサイトは、あなたのご近所でドライブレコーダーの取付け作業が可能なカーショップや自動車整備工場を簡単に探し出すことができるだけでなく、サイト上から見積り依頼や問い合わせをすることもできますので、ぜひご活用ください。
運転中の全ての情報が保険会社および関係会社へ送信される
ドライブレコーダー特約で貸与されるドラレコは「双方向通信」が可能なわけですが、そうなると個人情報がどこまで保険会社に送られてしまうのか?、という疑問もあるかと思います。
これに関しましては、東京会場日動火災保険の公式サイトのドライブエージェントパーソナルのQ&Aのページに以下の記載があります。
当社は、ドライブエージェントパーソナルの提供のために、端末の送信映像および以下の運転情報を取得します。
走行距離、走行時間、速度、位置情報、加速度センサーによる計測値等
※上記の運転情報等をもとに安全運転診断レポートを作成します。加えて、新規サービス・新商品の開発および研究等にも使用します。また安全・円滑な道路交通社会の発展に資する目的での活用に関し、パイオニア株式会社ならびに自動車技術開発に携わる企業等のうち弊社が提携している企業等への提供ができるものとします。
引用:https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/inquiry/faq/auto/faq_01206.html
上記によると、ドライブレコーダー特約において保険会社が取得する情報は、「走行距離、走行時間、速度、位置情報、加速度センサーによる計測値等」となっています。
つまり、いつ、どこで、誰が、誰と、どこへ、どのぐらいの速度で、どのぐらいの距離を移動したのか、などといった、ドライブ中のほぼ全ての個人情報が、保険会社へ提供されるということになるわけです。
また、ドラレコが強い衝撃を検知すると、記録した映像・音声・位置情報などが自動送信されるわけです。
さらに、ドライブレコーダーから取得した運転情報は「安全運転診断」に使用されるだけでなく、ドラレコのメーカーであるパイオニア株式会社や、その他の東京海上日動の提携企業にも提供できるとあります。
なので、ドライブ中の個人情報を提供したくない、ドライブ中のプライバシーを守りたい、といった場合は、ドライブレコーダー単体のみを購入した方が良いでしょう。
ドラレコ特約の場合とドラレコ単体購入する場合の違い
自動車保険のドライブレコーダー特約を付ける場合と、ドライブレコーダーのみ単体で購入する場合の、主な違いとしては、以下の2点が挙げられます。
事故時の連絡や記録の送信
先ほどもお話しましたように、自動車保険のドライブレコーダー特約の場合は、事故等でドラレコが強い衝撃を検知すると、自動的にセンターに事故連絡をして、なおかつ記録した映像・音声・位置情報なども自動送信されます。
一方、ドライブレコーダーのみを単体購入した場合は、事故時には自ら保険会社へ連絡する必要があり、ドラレコの記録映像や音声を保険会社に送る場合は、SDカードやUSBメモリなどの記録媒体を郵送するか、動画ファイルをGoogleDriveやDropboxなどのストレージにアップロードする必要があります。
費用
自動車保険のドライブレコーダー特約の場合は、特約保険料として月額650~850円、年間保険料としては7,800~10,200円程度の費用がかかります。
一方、ドライブレコーダーのみを単体で購入する場合は、機種によって値段の差があるので、3,000~20,000円程度と、幅広いです。
ということで、自動車保険のドライブレコーダー特約を付ける場合と、ドライブレコーダーのみ単体で購入する場合の、主な違いとしては、「事故時の連絡や記録の送信」と「費用」になります。
事故時により手間なく迅速に自動で事故連絡や録画記録を送信したいという場合は、ドライブレコーダー特約を付けた方が良いでしょうし、録画記録の送信するかどうかは自分で判断したい、なるべく費用をおさえたい、という場合は、ドライブレコーダーのみ単体で購入すると良いでしょう。
格安で購入できるおすすめの高画質ドライブレコーダー
先ほどお話しましたように、最近では価格の安いドライブレコーダーもありますので、なるべく費用をおさえたいという方は、ドライブレコーダー特約ではなく、ドライブレコーダーのみ単体で購入した方が、安く済みます。
ドライブレコーダーの価格としては、3,000円~20,000円程度と幅広いのですが、以下のカー専門店のサイトでは、格安で高画質のドライブレコーダーを購入することができます。
特に、以下のドライブレコーダー 「OE-301G」は、2,800円(税込)という格安価格でありながら、フルHDの高画質で、ループ録画機能搭載、駐車時監視機能搭載、Gセンサー内臓で、取付け作業もカンタンなので、大変おすすめです。
この様なで格安ドライブレコーダーであっても、録画した記録映像を活用して、自分の運転の悪い部分を改善したり、事故が起きた際の示談交渉の材料にするといったことは、じゅうぶん可能です。
なるべく費用をかけずにドライブレコーダーを活用したいという方は、まずはこの様な格安タイプのドライブレコーダーから検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回のお話いかがでしたでしょうか?
自動車保険のドライブレコーダー特約の特徴としては、「事故時に自動で事故連絡と記録の送信ができる」「事故防止支援サービス」「安全運転診断サービス」といった点が挙げられます。
なので、ドライブレコーダー特約を付けることによって、事故時によりスムーズで手厚い事故対応サービスを受けることができたり、事故防止や安全運転につながるサービスを受けることができるというわけです。
ですが、最近では価格の安いドライブレコーダーもありますので、費用をおさえたという方は、ドラレコのみを単体で購入した方が、ドライブレコーダー特約を付けるよりも、安く済ませることができます。
ということで、ぜひあなたも今回のお話をふまえた上で、ドライブレコーダー特約や、ドライブレコーダーのご購入をご検討ください。
尚、ドライブレコーダー特約を付ける場合であっても、付けない場合であっても、あなたにとって最適で安い自動車保険を選ぶためには、複数の保険会社から見積りをとることをおすすめします。
そして、複数の保険会社に自動車保険の見積り依頼をする際には、自動車保険の一括見積サイトを利用すると便利です。
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