【徹底比較】東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険の違いとは?

✔ 東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険って何が違うの?
✔ 東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険では、どちらの方が保険料が安いの?

あなたは今、東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険について、どのような違いがあるのか疑問をお持ちでしょうか?

マサキマサキ

この2社はロゴマークが同じだけど、自動車保険はどのような違いがあるのかな?

カンナカンナ

東京海上日動とイーデザイン損保は、いずれも東京海上ホールディングス傘下の損保会社ですが、それぞれで自動車保険の取り扱いがあります。この二社の自動車保険を比較すると、契約のタイプ、保険料、選べる補償や特約、といった点について違いがあります。

そこで今回は、東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険について、どのような違いがあるのか比較しながらお話していきます。

ぜひあなたも今回のお話をふまえて、ご自分に合った安くて最適な自動車保険を選ぶにあたっての参考にしてみてください。

東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険の違い

東京海上日動とイーデザイン損保は、いずれも国内三大メガ損保の1つである「東京海上ホールディングス」傘下の損保会社になります。

この二社は同じグループの損保会社なので、同じサービスネットワーク網(ロードサービス拠点は約9,300ヶ所、提携修理工場は約900ヶ所、損害調査員約1,500名、提携弁護士約280名)を利用していたりと、共通点が多く見られます。

ですが、東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険では、主に以下の3点の違いがあります。

  1. 契約のタイプ
  2. 保険料
  3. 選べる補償や特約

東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険では主にこの3点に違いがありますので、これをふまえることによって、よりあなたに合った自動車保険を選ぶことができるわけです。

では、それぞれの点について、詳しく解説していきましょう。

契約のタイプ

東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険では、「契約のタイプ」に違いがあります。

まず、東京海上日動の自動車保険は、契約者と保険会社との間に代理店が介して契約する「代理店型」の自動車保険になります。

一方、イーデザイン損保の自動車保険は、契約者がインターネットや電話等で直接保険会社と契約する「ダイレクト型(ネット通販型)」の自動車保険になります。

代理店型とダイレクト型の自動車保険では、このような契約形態の違いがあるため、それぞれのメリットやデメリットも異なってきます。

まず、東京海上日動のような代理店型の自動車保険のメリットとしては、①補償内容を検討する際に代理店に相談できる、②伝統と歴史のある保険会社なので信頼性や安心感がある、といった点が挙げられます。

また、契約する代理店によっては、事故時に現場まで担当者が駆け付けてくれるような、手厚いサポートをしてくれる代理店も稀にあります。

一方、代理店型のデメリットとしては、①保険料が高い、②良い代理店を探すのが難しい、といった点が挙げられます。

先ほどお話した、事故時に現場まで駆け付けてくれるような手厚いサービスをしてくれる代理店は稀で、ただ中間マージンと取っているだけで保険会社任せの代理店も多いわけです。

次に、イーデザイン損保のようなダイレクト型の自動車保険のメリットとしては、①保険料が安い、②ネットや電話で手軽の申し込める、③しがらみが無いので気軽に乗り換えができる、といった点が挙げられます。

やはり、代理店の中間マージンがかからないので、その分保険料が安くなるわけです。

また、ダイレクト型であれば、「代理店の人との付き合いがあるので、なかなか自動車保険の乗り換えづらい」ということも無いので、いつでも気軽に安くて最適な自動車保険に乗り換えることもできるわけです。

一方、ダイレクト型のデメリットとしては、補償内容を検討する際に代理店に相談できない、という点が挙げられます。

ただし、ダイレクト型の自動車保険であっても、保険会社のコールセンターに問い合わせれば、オペレーターと相談しながら補償内容を検討することができますので、この点についてはそれほど大きなデメリットにはなりません。

ということで、東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険では「契約のタイプ」に違いがあり、これによって、それぞれのメリットやデメリットも異なってくるわけです。

尚、代理店型とダイレクト型の自動車保険の違いについては、以下の記事もご参照ください。

保険料

東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険では、同じ見積り条件や補償内容でも保険料に結構な差があります。

先ほどもお話しましたように、東京海上日動は、契約者と保険会社との間に代理店が介在して契約する「代理店型」の自動車保険なのに対して、イーデザイン損保は、契約者がインターネットや電話等で直接保険会社と契約する「ダイレクト型」の自動車保険になります。

そうなると当然のことながら、代理店型の自動車保険は代理店の人件費や手数料などが中間マージンとして付加されますので、ダイレクト型の自動車保険と比べるとその分保険料が高くなります。

ですから、同じ見積り条件や補償内容であっても、代理店型である東京海上日動の方が、ダイレクト型であるイーデザイン損保よりも、保険料が高くなるわけです。

例えば、以下は東京海上日動とイーデザイン損保で、同じ条件でそれぞれ見積をとってみた事例です。

まず、見積条件は以下の通りです。

保険期間令和6年(2024年)1月1日~令和7年(2025年)1月1日
事故有係数適用期間0年
契約車両トヨタ プリウス (型式:ZVW55)
運輸支局の地域関東・甲信越
使用目的主に日常・レジャー使用
走行距離3000km以下
記名被保険者の年齢45歳
運転免許証の色ゴールド
ノンフリート等級20等級
運転者年齢条件35歳以上補償
運転者の範囲に関する特約本人・配偶者限定特約
対人・対物賠償保険保険金額:無制限
人身傷害補償保険搭乗中のみタイプ・保険金額:1億円
車両保険限定タイプ・保険金額:255万円(免責金額5-10万円)

そして、年間保険料はそれぞれ以下のようになりました。

東京海上日動イーデザイン損保
年間保険料32,860円24,060円

この様に、同じ見積り条件や補償内容であっても、ダイレクト型であるイーデザイン損保の方が、代理店型である東京海上日動よりも年間保険料が安くなります。

ですから、少しでも保険料を安くおさえたいという方は、イーデザイン損保の自動車保険の方がオススメです。

特に、イーデザイン損保は、ダイレクト型とはいえ「東京海上グループ」というブランドがあるので、はじめてダイレクト型の自動車保険に乗り換えるという方であっても、安心感があります。

尚、代理店型とダイレクト型の自動車保険は、保険料に違いはありますが、同じ補償内容であれば、保険会社のサービス内容や事故対応の違いはありません。

選べる補償や特約

東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険では、選べる補償や特約に若干の違いがあります。

どちらの保険会社であっても、対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険、搭乗者傷害保険、車両保険などといった、基本的な補償については、ほぼ同等の内容を付けることができます。

また、両社ともに、新車に大きな損害が生じた場合に車の再購入費用が支払われる「車両新価保険特約」を、オプションとして車両保険に付けることができるという共通点もあります。

ですが、以下の特約については、東京海上日動の自動車保険では付けることができますが、イーデザイン損保の自動車保険では取り扱いが無いので付けることができません。

  • 個人賠償責任補償特約…自転車での走行中や日常生活の事故で加害者になった場合の損害賠償費用等を補償する特約
  • ドライブレコーダー特約(ドライブエージェント・パーソナル)…貸与された専用ドライブレコーダーによって、記録された映像や音声を事故解決に役立てるだけでなく、運転者と保険会社との間での双方向通信、運転者の運転動向データなどの取得、などのサービスが受けられる特約
  • 地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約…地震・噴火・津波による被害で車が全損となった場合に、保険金が支払われる特約

まず、「個人賠償責任特約」についてですが、これは最近注目されている「自転車保険」としての役割もあります。

以下の記事でもお話しましたが、自転車事故で小学生が加害者になり、その小学生の母親が1億円近い多額の損害賠償責任を負ったという判例もあります。

また、一部の自治体では自動車保険の加入が条例で義務付けられるようになり、その波は全国に広がりつつあります。

そこで、この「個人賠償責任特約」を自動車保険に付けておけば、自転車事故で加害者になって損害賠償責任を負った際にも使うことができるので、別途自転車保険へ加入する必要が無くなります。

ご本人やご家族が自転車に乗る場合は、加入必須の特約と言えるでしょう。

次に「ドライブレコーダー特約」についてですが、これは保険会社から貸与された専用ドライブレコーダーを契約車両に設置することにより、①事故時の保険会社への連絡と映像記録の送信、②事故防止支援サービス、③安全運転診断サービス、などができる特約です。

東京海上日動のドライブレコーダー特約である「ドライブエージェント・パーソナル」は、月額650円で利用することができます。

近年、テレビのニュースなどでたびたび取り上げられている、危険な「あおり運転」などに備えておきたい方にはおすすめの特約です。

尚、ドライブレコーダー特約の詳細につきましては、以下の記事もご参照ください。

3つ目の「地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約」は、通称「地震特約」と呼ばれるものです。

通常の車両保険では、台風・洪水・高潮などによる車の損害は補償対象となりますが、地震・噴火・津波によって生じた車の損害は補償されません。

例えば、地震による道路の地割れに巻き込まれて車が全損したり、地震の後に発生した津波によって車が押し流されてしまったり、山が噴火して火山灰が車に直撃してボディがへこんだりした場合などは、車両保険を使って修理費を賄うことができないわけです。

ですが、「地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約」を車両保険に付けておけば、地震・噴火・津波による車の損害の場合に、一時金として50万円を支払限度額として支払われます。

支払われる金額は一定額ではありますが、次の車の購入費用としてだけでなく、災害時の一時的な生活費用として活用したりと、自由に使うことができるというメリットがあります。

今後30年のうちに、「南海トラフ巨大地震」と呼ばれるM8 ~ 9 クラスの大規模な地震が、約80%の確率で発生すると予測されていますが、そのような大規模災害に備えておきたい方におすすめの特約です。

ということで、「個人賠償責任特約」「ドライブレコーダー特約」「地震特約」といった特約を付けたいという場合は、東京海上日動の自動車保険の方がオススメです。

 

以上の3点、東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険の主な違いについてお話しました。

尚、東京海上日動とイーデザイン損保の、それぞれの自動車保険の詳細や利用者の口コミについては、以下の記事もご参照ください。

東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険の違いについてのまとめ

今回のお話いかがでしたでしょうか?

おさらいしますと、東京海上日動とイーデザイン損保の自動車保険の主な違いとしては、①契約のタイプ、②保険料、③選べる補償や特約、といった点が挙げられます。

契約のタイプについては、東京海上日動は、契約者と保険会社との間に代理店が介して契約する「代理店型」の自動車保険で、イーデザイン損保は、契約者がインターネットや電話等で直接保険会社と契約する「ダイレクト型」の自動車保険、という違いがあります。

保険料については、同じ見積り条件や補償内容であっても、ダイレクト型であるイーデザイン損保の方が、代理店型である東京海上日動よりも、保険料が割安になります。

選べる補償や特約については、両社とも基本的な補償についてはほぼ同等のものを付けることができるのですが、「個人賠償責任特約」「ドライブレコーダー特約」「地震特約」といった特約については、東京海上日動では付けることができますが、イーデザイン損保では取り扱いが無いので付けることができません。

ということで、ぜひあなたもこれらの相違点をふまえた上で、ご自分に合った自動車保険を選ぶにあたっての参考にしてみてください。

尚、あなたにとって最適で安い自動車保険を選ぶためには、できるだけ多くの保険会社から見積りをとることをおすすめします。

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