✔ アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険で、より保険料が安いのはどちら?
✔ アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険の違いは何?
あなたは今、アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険について、どちらの方が保険料がより安いのか、補償や特約の内容にどのような違いがあるのか、などどといった疑問をお持ちでしょうか?
アクサダイレクトと三井ダイレクトの自動車保険は、どんな違いがあるのかな?どちらもテレビCMでよく見る保険会社だよね。どちらの方が保険料が安くかるのかも気になるところだね。
アクサダイレクトと三井ダイレクト損保は、どちらもダイレクト型(ネット通販型)の保険会社になります。この二社の自動車保険の主な違いとしては、①保険料、②選べる補償や特約の内容、といった点が挙げられます。
そこで今回は、アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の二社の自動車保険について、どのぐらい保険料が違うのか、選べる補償や特約の内容にどのような違いがあるのか、といった点について比較しながらお話していきます。
ぜひあなたも今回のお話をふまえて、ご自身にとってより安くて最適な自動車保険を選ぶ際の参考にしてください。
アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険の保険料の違い
アクサダイレクトと三井ダイレクト損保は、いずれもダイレクト型(ネット通販型)の保険会社、という共通点があります。
アクサダイレクトは、世界最大級の保険・資産運用グループであるフランスのアクサグループ傘下の、外資系損保会社です。
一方、三井ダイレクト損保は、国内三大損保グループの1つであるMS&ADホールディングスグループ傘下の損保会社になります。
アクサダイレクトと三井ダイレクト損保は、どちらもダイレクト型(ネット通販型)の保険会社ということもあり、代理店型の保険会社の自動車保険に比べると、保険料が安くなる傾向にあります。
代理店型の保険会社とは、具体的には、東京海上日動、あいおいニッセイ同和損保、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上、などといった会社ですね。
なぜ、それらの代理店型の保険会社の自動車保険よりも、ダイレクト型(ネット通販型)の保険会社の自動車保険の方が保険料が安くなるのかというと、その原因は両者の契約形態の違いにあります。
以下の図のように、代理店型の自動車保険の場合は、契約者と保険会社との間に代理店が介する形になりますが、ダイレクト型(ネット通販型)の自動車保険の場合は、契約者がインターネットや電話等で直接保険会社と契約する形になります。
つまり、ダイレクト型の自動車保険の場合は、代理店が介在しないので、保険料に代理店の人件費や店舗費用などといった中間マージンがかからないため、その分割安になるというわけです。
なので、アクサダイレクトも三井ダイレクト損保の自動車保険も、代理店型の保険会社の自動車保険に比べると、保険料が安くなる傾向にあるわけなんですね。
・・・とはいえ、同じダイレクト型の保険会社の自動車保険であっても、当然のことながら各保険会社によって保険料に違いがあります。
ですから、アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の二社で同じ補償内容や条件で見積を取った場合でも、保険料に違いが出てきます。
以下はアクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険について、同じ補償内容や条件でそれぞれ見積をとった事例です。
まず、見積条件は以下の通りです。
保険期間 | 令和6年(2024年)1月1日~令和7年(2025年)1月1日 |
---|---|
事故有係数適用期間 | 0年 |
契約車両 | トヨタ プリウス (型式:ZVW55) |
運輸支局の地域 | 関東・甲信越 |
使用目的 | 主に日常・レジャー使用 |
走行距離 | 3000km以下 |
記名被保険者の年齢 | 45歳 |
運転免許証の色 | ゴールド |
ノンフリート等級 | 20等級 |
運転者年齢条件 | アクサダイレクト:30歳以上補償、三井ダイレクト損保:35歳以上補償 |
運転者の範囲に関する特約 | 本人・配偶者限定特約 |
対人・対物賠償保険 | 保険金額:無制限 |
人身傷害補償保険 | 搭乗中のみタイプ・保険金額:1億円 |
車両保険 | 限定タイプ・保険金額:275万円(免責金額5-10万円) |
そして、上記の見積り条件で二社の年間保険料は、それぞれ以下のようになりました。
アクサダイレクト | 三井ダイレクト損保 | |
---|---|---|
年間保険料 | 19,130円 | 16,050円 |
ご覧の通り、同じダイレクト型の自動車保険であっても、アクサダイレクトよりも三井ダイレクト損保の方が15%ほど保険料が安くなりました。
この様に、同じダイレクト型の自動車保険でも、各社によって保険料が異なってくるわけなんですね。
ちなみに、東京海上日動やあいおいニッセイ同和損保などといった代理店型の保険会社で、同条件で見積りを取った場合は、保険料は3万円台になりますので、それに比べるとダイレクト型である両社の保険料はいずれも割安であることがご理解いただけるかと思います。
ただし、以下の記事にありますように、運転者の年齢などの見積条件が変わると、どの保険会社の保険料が最も安くなるかは変わってきます。
上記の記事では、運転者の年齢条件が、20代前半の場合は三井ダイレクト損保の方が保険料が安いですが、20代後半の場合はアクサダイレクトの方が保険料が安くなっています。
ですから、あなたの条件の場合において、どの保険会社の自動車保険が一番安くなるのかは、実際に複数の保険会社から見積りをとって比較検討することをおすすめします。
そして、複数の保険会社に自動車保険の見積り依頼をする場合は、自動車保険の一括見積サイトを利用するのがおすすめです。
以下でご紹介している自動車保険の一括見積サイトでは、アクサダイレクトや三井ダイレクト損保をはじめ主要16社の保険会社と提携しており、一度の入力で簡単に複数の保険会社へ一括見積依頼をすることができ、さらにウェブ上ですぐに各社の見積り結果を見て比較検討できますので、ぜひご活用ください。
アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険の選べる補償や特約の違い
アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険では。対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険、搭乗者傷害保険、車両保険などといった、基本的な補償については、ほぼ同じ内容を付けることができます。
また、保険会社によってはロードサービスはオプションとなり別途料金がかかる場合がありますが、アクサダイレクトと三井ダイレクト損保では、両社ともにすべての保険契約にロードサービスが無料でセットされています。
ですが、以下のように片方の保険会社のみで付けることができる特約もあります。
アクサダイレクト | 三井ダイレクト損保 | |
---|---|---|
新車特約 | × | 〇 |
地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約 | 〇 | × |
ペット搭乗中補償特約 | 〇 | × |
まず、「新車特約」についてですが、これは車両保険に付けることができる特約で、事故により新車が大きな損害を受けた場合に、車の買替または修理をしたときに、新車保険金額を限度に車両保険金が支払われる特約です。
この特約は、保険満期日が契約車の初度登録または初度検査から61カ月以内の日である場合に、セットすることができます。
例えば、300万円の新車を事故で損傷して修理費用が150万円であった場合、車両保険のみであれば修理費用である150万円しか保険金が支払われませんが、新車特約を付けておけば買替費用である300万円が支払われるわけです。
この特約は三井ダイレクト損保では付けることができますが、アクサダイレクトには無いので付けることができません。
次に、「地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約」についてですが、これは通称「地震特約」と呼ばれるもので、車両保険に付けることがでる特約です。
通常の車両保険では、台風・洪水・高潮などで生じた車の損害は補償されますが、地震・噴火・津波による車の損害は補償されません。
ですが、この「地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約」を車両保険に付けておけば、地震で道路の地割れに巻き込まれて車が全損したり、地震の後に発生した津波によって車が流されてしまったり、山が噴火して火山灰が車に直撃してボディがへこんでしまった場合などに、保険金が支払われます。
「地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約」で支払われる保険金は一定額(限度額50万円)ですが、車の買替費用にあてたり、災害時の一時的な生活費用として活用したりと、自由な用途で使うことができるというメリットがあります。
この特約は、アクサダイレクトの自動車保険では付けることができますが、三井ダイレクトの自動車保険では付けることができません。
そして「ペット搭乗中補償特約」についてですが、これは搭乗者傷害保険に付けることができる特約です。
「ペット搭乗中補償特約」を付けることによって、搭乗者傷害保険の保険金が支払われる場合に、ペット(犬または猫)が死傷した場合に、「葬祭費用保険金」や「治療費用保険金」が、保険金として支払われる特約です。
この特約も、アクサダイレクトの自動車保険では付けることができますが、三井ダイレクトの自動車保険では付けることができません。
なので、新車にお乗りで事故で大きな損害があった場合に新車に買い替えたいなら三井ダイレクト損保、愛犬や愛猫などのペットを車に乗せて移動する機会が多い方はアクダイレクトの自動車保険、が、それぞれおすすめであると言えるでしょう。
以上、アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険について、どのぐらい保険料が違うのか、選べる補償や特約にどのような違いがあるのか、といった点について比較しながらお話しました。
尚、アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険の詳細や利用者の口コミや評判については、以下の記事もご参照くださいね。
今回の記事では、アクサダイレクトの自動車保険の評判や口コミの紹介、さらには特徴についてお話していきます。 アク …
今回の記事では、三井ダイレクト損保の自動車保険の評判や口コミの紹介、さらには特徴についてお話していきます。 三 …
アクサダイレクトと三井ダイレクト損保の自動車保険の違いについてのまとめ
今回のお話いかがでしたでしょうか?
アクサダイレクトと三井ダイレクト損保は、どちらもダイレクト型(ネット通販型)の自動車保険であるという共通点がありますが、①保険料、②選べる補償や特約、といった点について違いがあります。
まず、保険料の違いについては、どちらも代理店型の自動車保険と比べると割安と言えますが、三井ダイレクトの方がアクサダイレクトよりも1~2割ほど安くなるケースが多いです。
選べる補償や特約の違いについては、三井ダイレクト損保では車両保険に「新車特約」を付けることができますが、アクサダイレクトでは付けることができません。
一方、アクサダイレクトでは、「地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約」や「ペット搭乗中補償特約」といった特約を付けることができますが、三井ダイレクト損保では付けることができません。
なので、新車にお乗りで事故で大きな損害があった場合に新車に買い替えたいなら三井ダイレクト損保、愛犬や愛猫などのペットを車に乗せて移動する機会が多い方はアクダイレクトの自動車保険、がそれぞれおすすめです。
ただし、自動車保険の保険料というのは、運転者の条件や補償内容などの見積条件が変わると、どの保険会社が一番安くなるのかが変わってきます。
ですから、あなたにとって、一番安くて最適な自動車保険を選ぶためには、複数の保険会社から見積りをとって比較検討することをおすすめします。
ということで、ぜひあなたも今回のお話をふまえて、ご自身にとってより安くて最適な自動車保険を選ぶ際の参考にしてください。
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