交通事故発生から解決までの流れと自動車保険の事故対応を解説!

✔ 交通事故に遭った場合、どのような流れで処理をすればいいの?
✔ 自動車保険の事故対応って、どのようなことをしてくれるの?

自動車を運転するにあたって、事故を起こそうと思ってハンドルを握っている人はいないと思いますが、どんなに安全運転を心がけていても、交通事故に遭う可能性はあるものです。

そして、交通事故に遭った場合は、加害者であれば被害者であれ、当事者としてやらなければならないことが沢山あります。

また、自動車保険(任意保険)に加入している場合は、保険会社に連絡することによって、当事者に代わって様々な事故対応をしてもらうことができます。

あなたは、交通事故に遭った場合の処理の流れや、自動車保険にはどのような事故対応サービスがあるのか、ご存知でしょうか?

マサキマサキ

いざ事故になったら、頭の中が真っ白になってしまいそうなだな。一体、何をやれば良いんだっけ?

カンナカンナ

万が一交通事故に遭った際に、適切な処理をするためにも、解決までの流れを把握しておくことは大切です。また、自動車保険の事故対応サービスを上手に利用することによって、よりスムーズな事故解決が可能です。

そこで今回の記事では、交通事故に遭った場合はどのような流れで処理をすれば良いのか、自動車保険の事故対応サービスにはどのようなものがあるのか、といったことについてお話していきます。

あなたも今回の記事をお読みになって、交通事故に遭った場合の解決までの流れや、自動車保険の事故対応ではどのようなことをしてもらえるのかを把握しておき、万が一の事態に備えておきましょう。

交通事故発生から解決までの流れ

それでは早速ですが、交通事故発生から解決までの流れについてお話していきましょう。

STEP1:ケガ人の救護と道路の安全を確保

事故が発生したら、まずはケガ人の救護と道路の安全の確保が最優先となります。

ケガ人がいる場合は119番通報して救急車を要請し、救急車到着までの間は、可能であれば電話で指示を仰ぎながらできる範囲の応急処置をします。

道路の安全の確保としては、事故車両を道路の脇などの安全な場所へ移動させたり、車に積んである三角表示板や発煙筒などを使って後続車に事故を知らせたりして、さらなる事故発生を防ぎます。

ケガ人の救護と道路の安全の確保は、道路交通法の第72条に「運転者は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。」とあるように、法律で義務付けられています。

もし交通事故を起こしたにもかかわらず、負傷者を救護せずその場を去った場合は、いわゆる「ひき逃げ」になります。「ひき逃げ」は、救護措置義務違反や危険防止義務違反となり、5年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

STEP2:警察への連絡

ケガ人あるなしに関わらず、軽い物損事故のみの場合であっても、必ず110番通報をして警察に事故の連絡をします。

警察への連絡についても、道路交通法の第72条で義務付けられており、これを怠った場合は処罰の対象となります。

また、警察に連絡することによって、過失割合を決める際に必要な実況見分書や、保険金請求の際に必要な交通事故証明書を交付してもらうことができます。

STEP3:相手方や被害物の確認

相手方のある事故の場合は、相手方の名前、連絡先、車やバイクの損害状況、車の登録番号、車種、について確認します。

尚、後のトラブルのもとになりますので、この時点では当事者同士で示談交渉などは絶対に行わないようにしましょう。

STEP4:契約している保険会社への連絡

契約している自動車保険の保険会社の事故対応窓口へ連絡します。

尚、ディーラーなどの代理店を通じて契約している場合は、契約者は代理店の担当営業マンへ連絡し、さらに代理店の担当営業マンから保険会社の事故対応窓口へ連絡する流れになります。

STEP5:初期対応

事故当日にできる初期対応として、相手方への連絡や病院への連絡、代車の手配、レッカー手配、修理工場への手配、といったこと行います。

STEP6:損害の詳細調査

保険会社が事故現場や修理工場への立会や被害者への訪問を行い、事故状況の確認や車などの損害の詳細調査を行います。

STEP7:示談交渉

相手方のある事故の場合は、どちらにどのぐらいの責任のあるか「過失割合」を決める必要があります。

そして、過失割合は、警察官が決めるのではなく、当事者同士や代理人である保険会社が話し合って決めることになります。

こちらにも過失がある事故の場合は、保険会社に相手方との示談交渉を代行してもらうことができます。

一方、こちらが無過失の「もらい事故」などの場合は、「非弁行為」となるので、保険会社が示談交渉を代行することはできず、本人が行うか、弁護士などの代理人に代行してもらい、相手方と示談交渉を行います。

また、相手方との交渉がまとまらない場合は、調停や裁判で解決するケースもあります。

STEP8:保険金の支払い

単独事故の場合は損害の詳細調査が終了したら、相手方のある事故の場合は示談交渉や調停・裁判で解決したら、保険金請求のために必要な各種書類を作成して、保険会社へ提出します。

そして、保険会社から保険金が支払われ、事故対応は完了となります。

以上が、交通事故発生から解決までの流れとなります。

では次に、自動車保険の事故対応サービスにはどのようなものがあるのか、お話していきましょう。

自動車保険の事故対応サービスにはどのようなものがあるのか?

自動車保険の事故対応サービスとしては、以下のようなものがあります。

  • 事故連絡の受付…事故が起きた時の連絡受付を行います。
  • 事故に関する相談…保険金の適用にならない場合であっても、事故の相談をすることができます。
  • 相手方との連絡・示談交渉…相手方との連絡や示談交渉を保険会社に任せることができます。
  • 病院への治療費の支払い手続き…入院・通院による治療費などは、保険会社から病院へ支払われます。
  • 損害・事故状況の確認…事故状況の確認と車などの損害の詳細調査を行います。
  • 修理工場の紹介・手配…保険会社が提携している修理工場への手配を行います。
  • 各種ロードサービス…修理工場までのレッカーサービス、代車の手配、交通費や宿泊費のサポートなどがあります。
  • 現場急行サービス…セコムやアルソックなどの警備会社の隊員を現場に派遣してくれます。
  • 弁護士の紹介…保険会社が提携している交通事故に強い弁護士を紹介してもらいます。

この様に、任意保険に加入しておけば、ただ単に金銭的な補償をしてもらえるだけではなく、事故時に様々なサポートしてもらうことができるわけです。

まとめ

今回のお話いかがでしたでしょうか?

自動車を運転する以上は、誰でも交通事故に遭う可能性はあるものです。

そして、交通事故に遭った場合は、物理的な損害を被るだけでなく、やるべき事が沢山あり、多くの手間や時間が必要となります。

そんな時、任意保険に加入していれば、単に金銭的な補償してもらえるだけでなく、様々な事故対応サービスでサポートしてもらうことができるので、よりスムーズな事故解決をすることができるわけです。

ということで、ぜひあなたも、交通事故に遭った場合の解決までの流れや、自動車保険の事故対応ではどのようなことをしてもらえるのかを把握しておき、万が一の事態に備えておきましょう。

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