✔ 自動車保険は安心感のある国内大手の損保会社から選びたいけど、おすすめはどこ?
✔ ネット通販型の自動車保険でも国内大手の系列なら安心できそう。…おすすめはどこ?
・・・などなど、あなたは今、国内大手損保会社や大手系列のネット型の損保会社の自動車保険について、どれがおすすめなのか、ということについて疑問をお持ちでしょうか?
外資系や独立系の保険会社もあるけど、東京海上とか三井住友海上などのブランド力のある国内大手の保険会社の方が安心感や信頼性を感じるという人は多いかもね。でも、国内大手の自動車保険だとどこが良いのかな?
日本国内には3つのメガ損保グループがあり、その中には国内大手損保4社やネット型の損保会社3社などがあります。なので、国内大手やその系列のネット型損保から自動車保険を選びたいという方は、この7社が選択肢になります。
そこで今回の記事では、3大メガ損保グループの自動車保険シェアと業界勢力図、国内大手4社+大手系ネット型3社の自動車保険の保険料比較、どこの自動車保険がおすすめなのか、といったことについて、お話していきます。
あなたも、国内大手損保会社やその系列のネット型の損保会社の中から自動車保険を選びたいのであれば、ぜひ今回の記事をご参考にしてください。
3大メガ損保グループの自動車保険シェアと業界勢力図
日本損害保険協会の調査によると、日本国内の損害保険業界の市場規模を表す正味収入保険料は、2023年度において、9兆1,316億円となっています。
そして、この9兆1,316億円の中には、自動車の任意保険、自賠責保険、火災保険、傷害保険などの保険種目があり、その中でも自動車の任意保険の正味収入保険料が最も多く、4兆3,325億円となっています。
つまり、損保業界全体の正味収入保険料のうち、約50%が自動車の任意保険の正味収入保険料になるわけなんですね。
さらに、この4兆2,402億円の自動車の任意保険の正味収入保険料のうち、約90%のシェアを、3大大メガ損保グループ(東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングス、MS&ADホールディングス)で占めており、残りの約10%が独立系や外資系になります。
そして、この3大メガ損保グループの中に、それぞれ大手の代理店型の損保会社やネット通販型の損保会社があるわけなんですね。
3大メガ損保グループのうち、まず東京海上ホールディングスには、自動車保険を取り扱う損保会社として、代理店型は東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、ネット通販型はイーデザイン損保、があります。
SOMPOホールディングスには、自動車保険を取り扱う損保会社として、代理店型は損保ジャパン日本興亜、ネット通販型はセゾン自動車火災保険、があります。
MS&ADホールディングスには、自動車保険を取り扱う損保会社として、代理店型はあいおいニッセイ同和損保、三井住友海上火災保険、ネット通販型は三井ダイレクト損保、があります。
そして、これらの損保会社うち、東京海上日動火災保険、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上火災保険の4社が、いわゆる大手損保4社とされているわけなんですね。
さらに、この大手損保4社の自動車保険の正味収入保険料の合計額は3兆4,861億円となっており、自動車保険業界全体の正味収入保険料(4兆2,402億円)のうち、実に85%以上を占めています。
保険会社 | 正味収入保険料 |
---|---|
損保ジャパン日本興亜 (SOMPOホールディングス) | 1兆785億円 |
東京海上日動火災保険 (東京海上ホールディングス) | 1兆644億円 |
あいおいニッセイ同和損保 (MS&ADホールディングス) | 6,840億円 |
三井住友海上火災保険 (MS&ADホールディングス) | 6,592億円 |
合計 | 3兆4,861億円 |
つまり、日本国内の自動車保険の大半は、この大手損保4社の保険契約で占められているわけなんですね。
これだけ多くの人から選ばれている自動車保険ということは、ユーザーが選択する際の1つの判断材料になると言えるでしょう。
ちなみに、ネット通販型の自動車保険の正味収入保険料の合計は、以下の通り3,011億円となっています。
保険会社 | 正味収入保険料 |
---|---|
ソニー損保 | 978億円 |
アクサダイレクト | 485億円 |
セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険) | 455億円 |
三井ダイレクト損保 | 372億円 |
イーデザイン損保 | 279億円 |
SBI損保 | 232億円 |
チューリッヒ | 129億円 |
セコム損保 | 76億円 |
合計 | 3,011億円 |
ネット通販型の自動車保険は、保険料の安さや手軽さを売りにじわじわとシェアを伸ばしていますが、現状のシェアとしては大手損保4社の10分の1程度になるわけなんですね。
ネット通販型の自動車保険の中では、ソニー損保が15年以上連続で販売実績№1でダントツなのですが、国内大手系列の、セゾン自動車火災保険、三井ダイレクト損保、イーデザイン損保も、堅調にシェアを伸ばしています。
やはり、国内大手損保のグループ会社であれば、はじめてネット通販型の自動車保険を利用するという方であっても、安心感や信頼性を感じることができるのかもしれません。
では次に、この国内大手の代理店型4社とネット通販型3社の7社の自動車保険について、どれぐらい保険料に違いがあるのかを見てみましょう。
国内大手4社+大手系ネット型3社の自動車保険の保険料を比較
国内大手の代理店型4社とネット通販型3社の7社の自動車保険について、どれぐらい保険料に違いがあるのか、実際に見積りをとって比較してみました。
まず、見積条件は以下の通りです。
保険期間 | 令和6年(2024年)1月1日~令和7年(2025年)1月1日 |
---|---|
事故有係数適用期間 | 0年 |
初度登録年月(初度検査年月) | 令和5年(2023年)1月 |
契約車両 | トヨタ プリウス (型式:ZVW55) |
運輸支局の地域 | 関東・甲信越 |
使用目的 | 日常・レジャー使用 |
年間走行距離 | 3,000km以下 |
記名被保険者の年齢 | 45歳 |
運転免許証の色 | ゴールド |
ノンフリート等級 | 20等級 |
運転者年齢条件 | 35歳以上補償 |
運転者の範囲に関する特約 | 本人・配偶者限定特約 |
対人・対物賠償保険 | 保険金額:無制限 |
人身傷害補償保険 | 搭乗中のみタイプ・保険金額:1億円 |
車両保険 | 限定タイプ・保険金額:265万円(免責金額5-10万円) |
そして、各社の保険料は以下の通りとなりました。
順位 | 保険会社 | 保険料 |
---|---|---|
1 | 三井ダイレクト損保 | 15,760円 |
2 | セゾン自動車火災保険 | 18,530円 |
3 | イーデザイン損保 | 20,040円 |
4 | 損保ジャパン日本興亜 | 33,730円 |
5 | 東京海上日動火災保険 | 35,540円 |
6 | あいおいニッセイ同和損保 | 35,970円 |
7 | 三井住友海上火災保険 | 37,390円 |
やはり、上位3社がネット通販型、下位4社が代理店型、という結果になりました。
1位の三井ダイレクト損保は、ネット通販型の自動車保険の中でも保険料が安いのが特徴です。
2位のセゾン自動車火災保険については、「おとなの自動車保険」というブランド名にある通り、40代50代の事故率が低い年代の方にとっては、特に保険料が安くなる傾向にあります。
3位のイーデザイン損保については、東京海上グループのノウハウやサービスネットワーク網が利用できるという強みがあるものの、ネット通販型の中ではやや保険料が高くなるケースが多いです。
このように、ネット通販型の自動車保険の方が安くなる傾向にあるのは、簡単に言ってしまえば、代理店を間に通さない分コストを安くおさえることができるからです。
ネット通販型の場合は、代理店に関する手数料・人件費・店舗費用などといたコストを削減することができ、さらには保険会社も人件費や申込書などの費用をおさえることができるので、これが保険料が安くなる要因となっているわけなんですね。
保険料が安くなる分「代理店の担当者に対面で相談することができない」というデメリットがありますが、ネット通販型の保険会社であっても、補償内容を決めるにあたっては専門のオペレーターに電話やチャットで相談することもできますので、はじめて利用するという方であってもハードルは低いと言えます。
ちなみに、「ネット通販型の自動車保険って事故対応は大丈夫なの?」などと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、事故対応能力については代理店型であってもネット通販型であっても大差はありません。
特に、セゾン自動車火災保険、三井ダイレクト損保、イーデザイン損保の3社は、同じ大手損保グループ内のノウハウやサービスネットワーク網(ロードサービス拠点、提携修理工場、損害調査員、提携弁護士)を利用できるので、代理店型と遜色ないサービスが受けられるという強みがあります。
では次に、これら国内大手損保4社+大手系ネット型3社のうち、どれがおすすめなのかについてお話していきましょう。
国内大手4社+大手系ネット型3社、どれがおすすめ?
国内大手損保4社+大手系ネット型3社のうち、どれがおすすめなのかについて、「とにかくブランド力で選びたい」という場合と、「ブランド力がありつつ保険料が安いものを選びたい」という場合の、2つのケースについてお話していきます。
ブランド力で選ぶなら東京海上日動火災保険
「とにかくブランド力で選びたい」という場合であれば、東京海上日動の自動車保険がおすすめです。
もちろん、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上の3社もブランド力はあるのですが、やはり東京海上日動が頭1つ抜きんでています。
その1つの証左と言えるのが、「大学生就職人気タンキング」です。東京海上日動は大学生就職人気タンキングに毎年10位以内にランクインしており、このことから世間一般からのブランドイメージが非常に良い企業であることが伺えます。
ですから、安心感、信頼性、伝統、などといった、ブランドイメージを1つの判断材料として自動車保険を選びたい方にとっては、東京海上日動がおすすめです。
保険料重視なら三井ダイレクト損保かセゾン自動車火災保険
「ブランド力がありつつ保険料が安いものを選びたい」という場合であれば、三井ダイレクト損保かセゾン自動車火災保険の自動車保険がおすすめです。
先ほどの保険料の比較結果にもありますように、代理店型よりもネット通販型の自動車保険の方が安くなる傾向にあります。
そして、三井ダイレクト損保やセゾン自動車火災保険は、ネット通販型の自動車保険の中でも保険料が安くなるケースが多いです。
さらに、両社ともに同じ大手損保グループ内のノウハウやサービスネットワーク網(ロードサービス拠点、提携修理工場、損害調査員、提携弁護士)を利用できるので、代理店型と遜色ないサービスが受けられる強みもあります。
ですから、国内大手損保グループというブランド力や安心感もありつつ、なおかつ保険料が安い自動車保険を選びたいのであれば、三井ダイレクト損保かセゾン自動車火災保険がおすすめです。
ただし、どの保険会社の保険料が最も安くなるのかは、運転者の年齢条件、車の使用頻度や走行距離、車種や型式、などの条件によって順位は変わってきます。
ですから、あなたにとって安くて最適な自動車保険を選ぶにあたっては、実際に複数の保険会社から見積りを取って比較検討することをおすすめします。
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まとめ
今回は、国内大手損保や大手系列のネット型の損保会社の自動車保険について、正味収入保険料シェア、保険料比較、そしてどれがおすすめなのか、といったことについてお話しました。
国内大手損保グループ会社には、安心感や信頼性がある、ブランド力がある、多くの人から選ばれている、などといった点があるので、我々ユーザーが自動車保険を選ぶにあたっての1つの判断材料になると言えるでしょう。
そして、国内大手損保グループ会社の中でも、「とにかくブランド力で選びたい」という場合は東京海上日動、「ブランド力がありつつ保険料が安いものを選びたい」という場合は、三井ダイレクト損保やセゾン自動車火災保険の自動車保険がおすすめです。
ただし、国内大手損保グループ会社以外にも、外資系や国内独立系の損保会社もありますので、あなたにとって安くて最適な自動車保険を選ぶにあたっては、なるべく多くの保険会社から見積りをとって比較検討することをおすすめします。
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