【ソニー損保】自動車保険の無事故割引を解説【イーデザイン損保】

✔ 自動車保険の無事故割引って、どんな制度なの? どれぐらい保険料が安くなるの?
✔ 自動車保険の無事故割引は、どこの保険会社で採用されているの?

・・・などなど、あなたは今、自動車保険の無事故割引の制度について、疑問をお持ちでしょうか?

マサキマサキ

無事故割引は、ソニー損保の自動車保険のCMで見たことがあるな。どんな割引制度なんだろう?

カンナカンナ

無事故割引とは、前契約の保険期間中に無事故であった場合に保険料が割引になる制度です。ソニー損保の他にも、イーデザイン損保や三井ダイレクト損保といった、ダイレクト型の保険会社の自動車保険で採用されています。

そこで今回の記事では、自動車保険の無事故割引とはどんな制度なのか、無事故割引がある保険会社3社と各社の適用条件や割引率の比較、さらには無事故割引とあわせてチェックしておきたい継続割引について、お話していきます。

あなたも、自動車保険の無事故割引について、これらの疑問をお持ちなのであれば、ぜひ今回の記事をご参考ください。

自動車保険の無事故割引制度とは?ノンフリート等級制度とは別物!

自動車保険の無事故割引とは、前契約の保険期間中に無事故であった場合に、翌年の保険料が割引になる制度です。

この無事故割引は、ソニー損保、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、といった一部のダイレクト型の保険会社のみで導入されている割引制度で、適用条件や保険料の割引率は各社によって異なります。(詳しくは後述します。)

ちなみに、前契約の保険期間中に無事故だった場合に翌年の保険料が割引になる制度としては、「ノンフリート等級制度」もありますが、ここでいう無事故割引の制度とは全くの別物です。

ノンフリート等級制度は、すべての保険会社で導入されて共同で運用されている制度で、保険期間中の事故歴の有無によって契約更新時に等級数が上下し、その等級数に応じて翌年の保険料に割引や割増が適用されます。

等級数は1等級~20等級まであり、さらに前年度に事故があったかどうかで「事故有等級」と「事故無等級」とに細分化され、以下のように、無事故で等級数が上がると保険料の割引率が大きくなり、反対に事故を起こして等級数が下がると割引率が小さくなります。

等級事故有事故無
1等級64%割増
2等級28%割増
3等級12%割増
4等級2%割引
5等級13%割引
6等級19%割引
7等級20%割引30%割引
8等級21%割引40%割引
9等級22%割引43%割引
10等級23%割引45%割引
11等級25%割引47%割引
12等級27%割引48%割引
13等級29%割引49%割引
14等級31%割引50%割引
15等級33%割引51%割引
16等級36%割引52%割引
17等級38%割引53%割引
18等級40%割引54%割引
19等級42%割引55%割引
20等級44%割引63%割引

このように、無事故を継続していくと毎年等級が上がり、最大等級である20等級になると最も割引率が高くなり、保険料が安くなるわけです。

尚、ノンフリート等級制度については、詳しくは以下の記事もご参照ください。

そして、このノンフリート等級制度とは別に、ソニー損保、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、といった一部の保険会社では、無事故割引という独自の割引制度が導入されているわけなんですね。

では次に、各社で導入されている自動車保険の無事故割引の適用条件や割引率について、お話していきましょう。

無事故割引があるのは3社!各社の適用条件や割引率を比較!

先ほどもお話しましたように、自動車保険の無事故割引は、ソニー損保、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、の3社の自動車保険で導入されています。

各社によって無事故割引の適用条件や割引率・割引額が異なっていますので、ぞれぞれ解説していきましょう。

ソニー損保

ソニー損保の自動車保険の無事故割引の適用条件や割引率・割引額は以下の通りです。

制度の名称適用条件割引率・割引額
無事故割引1. 保険期間が1年以上の前契約があること。
2. 前契約の保険期間中に3等級ダウン事故・1等級ダウン事故・等級すえおき事故がないこと。
2,000円

ソニー損保の無事故割引の適用条件の1つに「保険期間が1年以上の前契約があること」とありますが、この前契約については、ソニー損保だけでなく、他社の自動車保険であった場合でも適用になります。つまり、他社からソニー損保へ乗り換えた1年目の契約でも適用になるわけなんですね。

また、事故有係数適用期間がある契約の場合でも、適用になります。

ただし、前契約を保険期間の途中で解約した場合など、前契約期間が1年未満の場合は無事故割引の適用外となりますので注意が必要です。

割引額は2,000円となっており、ソニー損保で無事故で継続契約すると、無事故割引によって毎年保険料が2,000円割引となります。

イーデザイン損保

イーデザイン損保の自動車保険の無事故割引の適用条件や割引率・割引額は以下の通りです。

制度の名称適用条件割引率・割引額
無事故割引イーデザイン損保の保険契約で1年間無事故であること(3等級ダウン事故および1等級ダウン事故が無いの場合)。2.0%

イーデザイン損保の無事故割引の適用条件は、「イーデザイン損保の保険契約で1年間無事故であること」となっているため、前契約が他社の自動車保険であった場合は適用外となります。あくまでも、イーデザイン損保で契約して、2年目以降からの適用となります。

また、保険開始日が前契約の満期日・解約日から8日以上過ぎた場合や中断証明書を適用する場合は、契約1年目となり、割引は適用されません。

割引率は2.0%となっており、イーデザイン損保で無事故で継続契約すると、2年目以降から無事故割引によって毎年保険料が2.0%割引となります。

三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保の自動車保険の無事故割引の適用条件や割引率・割引額は以下の通りです。

制度の名称適用条件割引率・割引額
長期無事故割引1. 過去1年以上20等級が適用されており、過去1年以上事故有係数適用期間が0年であること。
2. 過去1年間に3等級ダウン事故または1等級ダウン事故が発生していないこと。
2.0%
長期無事故割引プラス1. 過去1年以上20等級が適用されており、過去1年以上事故有係数適用期間が0年であること。
2. 過去1年間に3等級ダウン事故または1等級ダウン事故が発生していないこと。
3. 前契約が三井ダイレクト損保であること。
1回目:1.0%
2回目:1.5%
3回目以降:2.0%

三井ダイレクト損保では、「長期無事故割引」と「長期無事故割引プラス」という、2つの無事故割引の制度が用意されています。

まず、「長期無事故割引」については、適用条件の1つに「過去1年以上20等級が適用されており、過去1年以上事故有係数適用期間が0年であること」とありますので、先ほどの2社と比べると、適用のハードルがやや高いと言えます。

次に、「長期無事故割引プラス」については、先ほどの長期無事故割引の適用条件に加えて、「前契約が三井ダイレクト損保であること」も条件となります。

また、いずれも前契約において解約または中断証明書を発行していないことが条件となります。

なので、「長期無事故割引」と「長期無事故割引プラス」の2つの無事故割引を適用させるためには、過去1年間無事故で、事故無の20等級で、前契約が1年以上三井ダイレクト損保である必要があるわけです。

三井ダイレクトの無事故割引は適用のハードルが他2社と比べると高いですが、この2つの割引が適用になれば、1回目:2.0%+1.0%=3.0%、2回目:2.0%+1.5%=3.5%、3回目以降:2.0%+2.0%=4.0%、といった割引率になります。

以上が、各社の無事故割引の適用条件や割引率になります。

このように、この3社の自動車保険では、無事故を継続することによって、ノンフリート等級制度による保険料の割引だけでなく、無事故割引によっても保険料が安くなるわけなんですね。

尚、この3社の自動車保険については、無事故割引以外にも、同じ保険会社で継続契約することによって適用される「継続割引」という制度もあり、これによってさらに保険料が割引になります。

ということで次に、この「継続割引」についても解説しておきましょう。

無事故割引とあわせてチェックしておきたい継続割引

ソニー損保、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、の3社の自動車保険では、無事故割引だけでなく、「継続割引」という割引制度も導入されています。

継続割引とは、同じ保険会社の自動車保険を2年目以降も継続契約した場合に保険料が割引になる制度で、継続回数に応じて割引率が変化します。

例えば、1回目の継続割引は1.0%、2回目の継続割引は1.5%、3回目以降の継続割引は2.0%、といったように継続回数を重ねていくことによって、より割引率が高くなっていきます。

ただし、永続的に割引率が高くなるわけではなく、ある一定の回数以降は割引率が固定されます。

そして、各社の継続割引の割引率は以下のようになっています。

保険会社割引率
ソニー損保同社で継続契約をした場合に、1回目は1.0%、2回目は1.5%、3回目以降は2.0%、保険料を割引。
イーデザイン損保同社で継続契約をした場合に、1回目は0.5%、2回目は1.0%、3回目は1.5%、4回目は2.0%、5回目は2.5%、6回目以降は3.0%、保険料を割引。
三井ダイレクト同社で継続契約をした場合に、1回目は1.0%、2回目は1.5%、3回目以降は2.0%、保険料を割引。

このように、継続割引も無事故割引と同様に、同じ保険会社で継続契約していくことによって毎年保険料が割引になる制度になっています。

例えば、イーデザイン損保の場合であれば、以下の図ように、継続割引と無事故割引によって、2年目:2.5%、3年目:3.0%、4年目:3.5%、5年目:4.0%、6年目:4.5%、7年目以降:5.0%、といったように割引率が上がっていくわけです。

また、三井ダイレクト損保の場合であれば、以下の図ように、継続割引と長期無事故割引、さらには長期無事故割引プラスによって、2年目:4.0%、3年目:5.0%、4年目以降:6.0%、といったように割引率が上がっていくわけです。

 

このように、ソニー損保、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、の3社の自動車保険では、無事故割引だけでなく継続割引によって、継続契約するほど保険料の割引率がアップしていくわけなんですね。

ただし、無事故割引や継続割引というのはそこまで大きな割引率では無いので、同じ保険会社で継続契約し続けるか、他社に乗り換えるか、どちらの方が保険料が安くなるのかは、一概には判断できません。

ですから、あなたにとって安くて最適な自動車保険を選ぶためには、継続契約だけにこだわらずに、他社からも見積りをとって比較検討することをおすすめします。

以下のページでご紹介している自動車保険の一括見積サイトでは、保険会社16社と提携しており、一度の入力でカンタンに複数の会社へ一括見積依頼をして、すぐにウェブ上で各社の見積り結果が出て比較検討ができますので、せひご利用ください。

自動車保険の無事故割引についてのまとめ

今回は、自動車保険の無事故割引についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?

おさらいしますと、自動車保険の無事故割引とは、前契約の保険期間中で無事故の場合に、翌年の保険料が割引になる制度で、ソニー損保、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、といった一部のダイレクト型の保険会社のみで導入されています。

なので、この3社の自動車保険では、無事故を継続することによって、ノンフリート等級制度による保険料の割引だけでなく、無事故割引によっても保険料が安くなります。

また、この3社の自動車保険では、無事故割引以外にも、同じ保険会社で継続契約することによって適用される「継続割引」という制度もあり、これによってさらに保険料が割引になります。

ただし、無事故割引や継続割引というのはそこまで大きな割引率では無いので、同じ保険会社で継続契約し続けるか、他社に乗り換えるか、どちらの方が保険料が安くなるのかは、一概には判断できない部分があります。

ですから、あなたにとって安くて最適な自動車保険を選ぶためには、継続契約だけにこだわらずに、他社からも見積りをとって比較検討することをおすすめします。

そして、複数の保険会社から見積りをとって比較検討するにあたっては、次にご紹介する自動車保険一括見積りサイトをぜひご利用ください。

あなたにとって一番安い自動車保険を選ぶ方法とは!?

あなたは、ご自分にとって保険料が安くて最適な自動車保険を選ぶことができていますか?

以下の自動車保険一括見積りサイト「保険スクエアbang!」を利用すれば、複数の保険会社への見積り依頼と比較検討が手軽にできるので、あなたにとって一番安くて最適な自動車保険をカンタンに選ぶことができます。

この自動車保険一括見積りサイト「保険スクエアbang!」は、全16社の保険会社と提携しており、たった3分程度の入力作業をするだけで複数の会社へ一括見積り依頼をすることができます。

また、「即時計算機能」により、見積り条件を入力したら、すぐにウェブ上で各保険会社の見積り結果を見ることができます。


さらに、「見積り比較機能」で、各保険会社からの見積り結果を一覧で管理することできるので、どの保険会社があなたにとって一番安くて最適なのかが一目でわかります。


もちろん、このサイトは完全無料で利用することができますし、電話やメールなどによるセールスや勧誘は一切ありませんので、安心してご利用ください。

あなたも今すぐ運転免許証と保険証券または車検証をお手元に用意して、「保険スクエアbang!」で一括見積り依頼してみましょう。