自動車保険(任意保険)に当日加入して即日利用開始する方法を解説！

・・・などなど、あなたは今、自動車保険(任意保険)に即日加入して利用開始する方法が無いか、お悩みでしょうか？

自動車保険の任意保険は、法律で加入が義務付けられている強制保険ではありませんが、たった１日でも未加入で無保険状態で車を運転して事故を起こした場合は、自賠責保険のみの補償しか受けられません。

そして、任意保険未加入で自動車事故を起こして相手方に後遺障害を負わせたり死亡させた場合などは、損害賠償額が1億円を超えるケースも少なくないので、自賠責保険の補償だけではカバーしきれず、何千万円という賠償額を自腹で支払うことになる可能性もあるわけです。

ですから、車を運転するのであれば必ず任意保険に加入しておくべきであると言えます。

マサキ

納車された車を今すぐに運転したい場合とか、うっかり自動車保険の満期日を過ぎていた場合とか、即日保険に加入して利用したいというケースもあるよね。でも、任意保険って即日加入して利用開始できるものなのかな？

カンナ

任意保険に即日加入して利用開始できるかどうかは、「代理店型」の保険会社か「ダイレクト型」の保険会社かで、対応が変わってきますので注意が必要です。

そこで今回の記事では、自動車保険(任意保険)に即日加入して利用開始できるのかについて、代理店型の自動車保険の場合、ダイレクト(ネット通販)型の自動車保険の場合、さらには１日自動車保険などの短期保険の場合について、それぞれお話していきます。

あなたも、自動車保険(任意保険)に即日加入して利用開始する方法が無いか、お悩みなのであれば、ぜひ今回の記事をご参考にしてください。

代理店型の自動車保険に当日加入して即日利用開始できる？

自動車保険の保険会社には、契約者と保険会社との間に代理店が介して契約する「代理店型」と、契約者がインターネットや電話等で直接保険会社と契約する「ダイレクト型」と、大きく分けて２つのタイプがあります。

そして、代理店型の保険会社の場合は、自動車保険に当日加入して即日利用開始することができます。

代理店型の保険会社とは具体的には、東京海上日動、あいおいニッセイ同和損保、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上、などといった会社ですね。

代理店型の自動車保険が当日加入して即日利用開始できる理由としては、保険代理店が保険会社から契約締結に関する決定権を付与されているからです。

なので、契約者が保険ショップやディーラーなどの保険代理店に行って、契約手続きと保険料の支払手続きを完了させれば、その時点で契約が有効になり、即日自動車保険を利用開始できるわけです。

ですから、どうしても自動車保険に当日加入して即日利用開始したいという場合は、保険代理店へ行って契約手続きすることをおすすめします。

尚、代理店で契約手続きする際には、運転免許証、車検証、保険証券(現在加入している場合)、印鑑(口座振替の場合は銀行口座届出印)、といったものが必要になりますので、これらを忘れずに持参しましょう。

ダイレクト(ネット通販)型の自動車保険に当日加入して即日利用開始できる？

ダイレクト(ネット通販)型の保険会社の場合は、残念ながら自動車保険に当日加入して即日利用開始することはできません。

ダイレクト型の保険会社とは具体的には、ソニー損保、イーデザイン損保、アクサダイレクト、三井ダイレクト損保、SBI損保、チューリッヒ、などといった会社ですね。

それらのダイレクト型の保険会社の自動車保険の場合は、「保険始期日は最短でも契約翌日の午前0時から」となっており、早くても申込み日の翌日以降からが保険開始日となります。

また、保険料の支払い方法や支払い手続きを行った時間帯によっては、さらに１日ズレてしまうこともあります。

例えば、SBI損保では、保険料の支払い方法を、クレジットカード決済、銀行振込、コンビニ決済、スマートコンビニ払い（Loppiなどの端末を利用した支払方法）などにした場合は、申し込み日の翌日以降からが保険開始日となりますが、ネットバンク決済の場合は、申し込み日の翌々日以降からが保険開始日となります。

また、クレジットカード決済の場合は、支払い手続きを行った時間帯によって、申し込み日の翌々日以降からが保険開始日となります。例えば、イーデザイン損保は23時まで、チューリッヒでは16時まで、となっています。

この様に、ダイレクト型の保険会社の自動車保険が、早くても申込み日の翌日以降からが保険開始日となってしまう理由としては、保険金詐欺対策であったり、事務処理手続きの問題であると考えられます。

例えば、ダイレクト型の保険会社の自動車保険が即日加入して利用開始できるとなると、以下のような保険金詐欺が起こる可能性があります。

このケースのように被害者であるBさんもAさんからの保険金を受け取りたいがために、口裏を合わせてくる可能性があるわけです。

さらに、相手のいない単独事故の場合であれば自分一人が嘘をつけば良いので、なおさら保険金詐欺が起こる可能性があるわけです。

このような保険金詐欺を防ぐ意味でも、ダイレクト型の保険会社の自動車保険は、早くても申込み日の翌日以降からが保険開始日となってしまうわけなんですね。

また、ダイレクト型の場合は、代理店型のように代理店担当者などがいない分、事務処理手続きを全て保険会社で行う必要があるため、その分時間がかかってしまうわけです。

ですから、先ほどもお話しましたように、どうしても自動車保険に当日加入して即日利用開始したいという場合は、ダイレクト型の自動車保険ではなく、保険代理店へ直接行って契約手続きすることをおすすめします。

とはいえ、ダイレクト型自動車保険の保険料の安さは魅力と言えますので、あくまでも保険料を安くおさえたいという方は、1日だけ自分の車の運転をひかえて、ダイレクト型自動車保険の保険開始日となる翌日以降から運転することを考えた方が良いでしょう。

マサキ

ダイレクト型の自動車保険は営業コストをカットして保険料を安くしている分、早くても申込み日の翌日以降からが保険開始日となってしまうんだね。

1日自動車保険などの短期保険は当日加入して即日利用開始できる？

自分で車を所有している場合は、年間契約の自動車保険に加入することになりますが、自分で車を所有していない場合であっても、知人の車を借りて運転する時などには1日単位で加入できる「1日自動車保険」といった短期の保険を利用することができます。

1日自動車保険は、１日あたり500円～2,000円程度の保険料で、コンビニやスマートフォンから手軽に申込み手続きをすることができ、当日加入して即日利用開始できます。

ただし、ここで注意しなければならないのが、1日自動車保険などの短期保険はあくまでも他人の車を運転する場合の保険であって、自分の所有している車は加入することはできません。

ですから、ご自分が所有する車を運転する場合は、前述した代理店型やダイレクト型などの年間契約の自動車保険に加入する必要があります。

尚、1日自動車保険につきましては、詳しくは以下の記事をご参照ください。

自動車保険に当日加入して即日利用開始する方法 まとめ

今回のお話いかがでしたでしょうか？

おさらいしますと、自動車保険に即日加入して利用開始できるのかについては、代理店型の自動車保険の場合は可能ですが、ダイレクト型の自動車保険の場合は早くても申込み日の翌日以降からが保険開始日となります。

代理店型の自動車保険が当日加入して即日利用開始できる理由としては、保険代理店が保険会社から契約締結に関する決定権を付与されているからです。

ですから、どうしても自動車保険に当日加入して即日利用開始したいという場合は、ダイレクト型の自動車保険ではなく、保険代理店へ直接行って契約手続きすることをおすすめします。

とはいえ、ダイレクト型自動車保険の保険料の安さは魅力と言えますので、あくまでも保険料を安くおさえたいという方は、1日だけ自分の車の運転をひかえて、ダイレクト型自動車保険の保険開始日となる翌日以降から運転することを考えた方が良いでしょう。

また、1日自動車保険などの短期保険については、当日加入して即日利用開始できますが、あくまでも他人の車を運転する場合の保険であって、自分の所有している車は加入することはできませんので注意が必要です。

ということで以上、あなたも自動車保険に即日加入して利用したい場合は、ぜひ今回の記事をご参考にしてください。

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