自動車保険のバッテリー上がり処置の利用可能回数は?自宅でも対応可?

✔ 自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスって、年に何回利用できるの?
✔ 自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスって、自宅で起きた場合でも対応してもらえるの?

・・・などなど、あなたは今、自動車保険のロードサービスメニューの1つである「バッテリー上がり時の応急処置サービス」について、これらの疑問をお持ちでしょうか?

JAF(日本自動車連盟)のデータによると、車の救援トラブルの中で最も多いのが「バッテリー上がり」です。つまり、バッテリー上がりは、多くのドライバーにとって起こりうる可能性が高いトラブルと言えるわけなんですね。

そこで、バッテリー上がり時に、ぜひとも利用したいのが、多くの自動車保険に付帯されているロードサービスのメニューの中にある「バッテリー上がりの応急処置サービス」です。

このサービスを利用すれば、ロードサービススタッフが現場に急行し、バッテリーのジャンピング作業(バッテリー上がりの車両にブースターケーブルをつないで、エンジンを再始動させる方法)を無料で行ってくれます。

自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスは、基本的に無料で利用することができますし、ロードサービスのみの利用であれば次年度の等級が上がることも無いので、保険料に影響することもありません。

マサキマサキ

無料で等級に影響が無いなら、バッテリー上がり時にこのサービスを利用しない手は無いね。でも、自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスって、契約期間中に何回ぐらい利用できるのかな?あと、自宅でバッテリーが上がった場合も対応してもらえるのかな?

カンナカンナ

自動車保険のバッテリー上がり時の応急処置サービスの利用可能回数については、各保険会社によって異なります。また、このサービスを利用するにあたっては、いくつか注意点があります。

そこで今回の記事では、自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスに関して、各保険会社の利用可能回数、自宅でトラブルが起きた場合でも対応可能なのか、サービスを利用する際の注意点、さらには自動車保険のロードサービス以外での対処方法、についてお話していきます。

あなたも、自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスについて、これらの疑問をお持ちなのであれば、ぜひ今回の記事をご参考にしてください。

自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスの利用可能回数は?

多くの保険会社の自動車保険のロードサービスには、サービスメニューの1つに「バッテリー上がりの応急処置サービス」が含まれていますが、利用できる回数については、各保険会社によって異なってきます。

各保険会社の「バッテリー上がりの応急処置サービス」の利用可能回数は以下の通りです。

保険会社利用可能回数
ソニー損保保険期間中3回まで
セゾン自動車火災保険回数無制限
SBI損保保険期間中1回まで
イーデザイン損保回数無制限
チューリッヒ保険期間中1回まで
アクサダイレクト保険期間中1回まで
三井ダイレクト損保保険期間中1回まで
あいおいニッセイ同和損保保険期間中1回まで
損保ジャパン回数無制限
三井住友海上火災保険保険期間中1回まで
楽天損保保険期間中1回まで

ご覧の通り、いずれの保険会社であっても、保険期間中に最低でも1回は無料で利用できるサービスなので、バッテリー上がり時にはぜひとも有効活用したいサービスと言えます。

寒い地域などにお住まいで、冬場のバッテリー上がり時のリスクに備えておきたいという方は、セゾン自動車火災保険やイーデザイン損保といった、応急処置サービスの利用が「回数無制限」の自動車保険を選ぶと良いかもしれません。

尚、あなたにとって安くて最適な自動車保険を選ぶためには、実際に複数の保険会社から見積りをとって比較検討することをおすすめします。

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自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスは、自宅の場合でも利用できる?

バッテリー上がりのトラブルが起こる現場として、意外と多いのが「自宅」です。

自宅の駐車場でエンジンをかけてこれから出発しようという時に、バッテリーが上がってしまっていて、車を発進することができないというケースですね。

ヘッドライトや室内灯を消し忘れていたり、冬場でバッテリーが冷えていたり、車の乗る頻度が少なくてバッテリーが自然放電されていたりと、自宅でバッテリー上がりのトラブルが起こるパターンは少なくありません。

ですが、自宅でバッテリー上がりのトラブルが起きた場合であっても、自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスを利用することができます。

先ほどもお話しましたように、いずれの保険会社であっても、保険期間中に最低でも1回は「バッテリー上がりの応急処置サービスを」無料で利用できますので、自宅でバッテリー上がりのトラブルが起きた場合にも有効活用しましょう。

自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスを利用する際の注意点

これまでお話してきましたように、多くの自動車保険では、保険期間中に最低でも1回はバッテリー上がりの応急処置サービスを無料で利用することができます。

ですが、このサービスを利用するにあたっては、以下の点に注意が必要です。

現場到着まで30分程度はかかる

自動車保険のロードサービスを利用する場合は、スタッフが現場に到着するまでに30分程度はかかります。

なので、そのぐらいの時間を待てる余裕がある場合は問題ありませんが、30分も待っていられないという場合は、近くにある他の車とケーブルをつないでジャンピング作業をしたり、「ジャンプスターター」などのアイテムを使って自分でジャンピング作業を行った方が早いです。

無料対応できる時間に制限がある

多くの自動車保険のロードサービスでは「応急処置作業は30分まで無料」といったように無料対応できる時間に制限があります。

自動車保険のロードサービスの応急処置サービスには、バッテリー上がり以外にも、キーとじ込み時の鍵開け、パンク時のスペアタイヤ交換、ガス欠時のガソリン補給、脱輪・落輪時の引き上げ、などがあります。

バッテリー上がりの応急処置サービスのみであれば、10~15分程度で終わりますので全く問題ありませんが、それ以外にも時間のかかる応急処置作業をお願いする場合には、無料対応の時間を過ぎてしまい別途料金がかかるケースもありますので、注意が必要です。

バッテリー交換の場合は別途費用がかかる

バッテリーのジャンピング作業のみであれば無料で対応してくれますが、バッテリー交換が必要であったりと、部品代や消耗品代がかかる場合は、別途費用がかかります。

ただし、セゾン自動車火災保険や東京海上日動など、一部の自動車保険では、JAF会員であることを条件として、応急処置の際の部品代・消耗品代が一定金額支給されます。

 

ということで、自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスを利用する際には、以上の点に注意しましょう。

自動車保険のロードサービス以外のバッテリー上がりの対処方法

ここまで自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスについてお話してきましたが、既に利用可能回数を超えている場合など、サービスを利用できない状況もあるかと思います。

そこで、自動車保険のロードサービス以外のバッテリー上がりの対処方法についてお話します。

JAFのロードサービスを利用する

自動車保険以外でロードサービスを利用するとなると、真っ先に思い浮かぶのがJAF(日本自動車連盟)のロードサービスです。

もちろん、JAFのロードサービスでも、バッテリー上がり時の応急処置サービスがあります。

JAFのロードサービスでは、バッテリー上がりをはじめ、パンク、燃料切れ、キー閉じ込み、故障車けん引、落輪、雪道・泥道でのスタック、などのトラブルに対応可能です。

入会費(2,000円)と年会費(個人:4,000円、家族会員:2,000円、法人:2,000円)はかかりますが、サービスの利用回数制限はありませんし、会員ならほとんどのサービスが無料で利用できます。

また、自動車保険のロードサービスの対象車はあくまでも契約車両のみに限られますが、JAFのロードサービスであれば、友人や知人の車を借りて運転していた場合などでも利用できるというメリットがあります。

自動車保険のロードサービスに加えて、より手厚いロードサービスを付けておきたいという方は、JAFへの入会をおすすめします。

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他の車のバッテリーを利用する

バッテリー上がり時に、他の車に救援してもらえる場合は、その救援車のバッテリーを利用してジャンピング作業をすることができます。

その際には、2台の車のバッテリーをつなぐために、以下のような「ブースターケーブル」が必要になります。

このブスーターケーブルで2台の車をつなぎ、まず救援車のエンジンをかけて空ぶかししてから、バッテリーが上がった車のエンジンをかけることによって、バッテリーに充電させることができます。これによってエンジンの始動が可能になります。

ただし、ブースターケーブルをつなぐ位置については車種によって異なってきますので、作業に入る前には必ず取扱説明書を確認しておきましょう。

以下の動画では、救援車のバッテリーを利用したジャンピング作業のやり方が解説されていますので、ご参照ください。

ジャンプスターターを利用する

救援車がいない場合であっても、以下の「ジャンプスターター」という小型充電器を使えば、自分一人でもジャンピング作業を行うことができます。

このジャンプスターターをブースターケーブルで車とつなぐことにより、わずか数秒で車のバッテリーが再始動します。1回の充電で車のエンジンを最大20回始動できるようになります。

アマゾンで5000円程度で手に入りますので、バッテリー上がりのリスクに備えておきたい方は、常備しておくと便利です。

ということで以上が、自動車保険のロードサービス以外のバッテリー上がりの対処方法になります。

まとめ

今回は、自動車保険のロードサービスメニューの1つである「バッテリー上がり時の応急処置サービス」についてお話しました。

おさらいしますと、自動車保険のバッテリー上がりの応急処置サービスとは、ロードサービススタッフが現場に急行し、バッテリーのジャンピング作業を無料で行ってくれるサービスです。

サービスの利用可能回数については、各保険会社によって異なっており、「保険期間中1回まで」のところもあれば、「回数無制限」のところもあります。

道路上や外出先でのバッテリー上がった場合はもちろんのこと、自宅の駐車場でバッテリーが上がった場合であっても、対応してもらうことができます。

いずれの保険会社であっても、保険期間中に最低でも1回は無料で利用できるサービスなので、バッテリー上がり時にはぜひとも有効活用したいサービスと言えるでしょう。

寒い地域などにお住まいで、冬場のバッテリー上がり時のリスクに備えておきたいという方は、セゾン自動車火災保険やイーデザイン損保といった、応急処置サービスの利用が「回数無制限」の自動車保険を選ぶと良いかもしれません。

尚、あなたにとって安くて最適な自動車保険を選ぶにあたっては、なるべく多くの保険会社から見積りをとって比較検討することをおすすめします。

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